離れて暮らす親の家に、知らない人が訪ねてきていないか。
玄関や勝手口の様子が気になっても、遠方に住んでいると毎回確認しに行くわけにはいきません。
そんな実家の屋外防犯を考えるとき、候補になるのがソーラー充電に対応した防犯カメラのrelicaG3です。
電源配線工事を避けやすく、スマートフォンから映像を確認できるため、子世代が管理する使い方にも向いている可能性があります。
ただし、実家のWi-Fi環境や設置場所、録画方式が合わなければ、購入しても十分に活用できません。
この記事では、relicaG3を親の実家に設置する場合に絞って、購入前に確かめたい条件を整理します。
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relicaG3は離れて暮らす親の実家に向く?
relicaG3は、玄関や庭の様子を離れた場所から確認したい家庭なら、購入候補になります。
特に検討しやすいのは、親本人にはカメラの操作をあまり任せず、子世代がスマートフォンで通知や映像を管理したい場合です。
本体にはバッテリーが内蔵され、専用ソーラーパネルも付属しています。屋外にコンセントがない実家でも、電源配線工事を避けて設置できる可能性があります。
一方、購入前には次の条件を確認しておきましょう。
| 確認すること | 判断の目安 |
|---|---|
| Wi-Fi | 実家の屋外まで電波が届き、通信条件を満たせるか |
| 録画 | 人物などの動きを検知する録画方式で足りるか |
| 設置 | 玄関や庭に安全に固定できるか |
| 充電 | 日照が足りないときに補助充電できるか |
| 管理 | 子世代がアプリや通知を管理できるか |
例えば、玄関先に誰か来たときの様子を確認したい家庭には、検討する価値があります。
反対に、24時間すべての映像を録画したい場合や、設置場所でWi-Fiが使えない場合は別の製品を考えた方がよいでしょう。
実家の通信環境と管理方法に問題がなければ、relicaG3は具体的な購入候補になります。
relicaG3で玄関や庭の様子をどう確認できる?
relicaG3は、relicaブランドが販売するソーラーチャージ・モバイルスマートカメラです。
製品型番はRL120C。小型の本体にカメラ、人感センサー、バッテリー、マイク、スピーカーなどを備えています。
主な仕様を確認しておきましょう。
| 項目 | relicaG3の仕様 |
|---|---|
| 解像度 | 300万画素 |
| 撮影範囲 | 対角110度 |
| 夜間撮影 | 赤外線・カラー暗視 |
| 人物検知 | PIR人感センサー・AI人物検知 |
| 人感センサーの検知距離 | 最長約6m |
| 通知 | スマートフォンへのプッシュ通知 |
| 通話 | 双方向通話 |
| 防犯機能 | LEDライト・サイレン |
| 録画 | microSDカード・クラウド |
| 電源 | 5,000mAh内蔵バッテリー・ソーラー充電 |
| 防水防塵 | カメラ本体IP66、ソーラーパネルIP65 |
| 遠隔操作 | 専用スマートフォンアプリ |
玄関に人が来たとき、離れた子世代が確認する
例えば、玄関先で物音がしたり、親から知らない人が来たと連絡があったりした場合です。
relicaG3には人の動きを検知し、設定に応じてスマートフォンへ通知する機能があります。
通知を受けた子世代は、アプリから映像を確認できます。
ただし、検知できる範囲には限界があり、人の動きや設置角度によっては通知されないこともあります。
カメラで確認できるのは、あくまで撮影範囲の様子です。親本人の安否や訪問者の身元まで確認できるわけではありません。
夜間の玄関や勝手口も確認できる
relicaG3は赤外線によるモノクロ暗視に加え、LEDライトを使ったカラー暗視にも対応しています。
夜間に玄関や勝手口の様子を確認したい場合に役立つ機能です。
ただし、暗い場所でも必ず鮮明に映るとは限りません。周囲の明るさや設置位置によって見え方は変わります。
また、撮影範囲は対角110度です。
玄関と勝手口が家の反対側にある場合など、1台ですべてを確認できるとは限りません。
どこを撮影したいのかを決めてから、設置場所を選ぶことが大切です。
双方向通話やサイレンも備えている
relicaG3にはマイクとスピーカーがあり、アプリを通じて双方向通話ができます。
LEDライトやサイレンによる警告機能も備えています。
ただし、カメラだけですべての訪問者対応ができるわけではありません。
親が在宅しているときに家族が突然カメラから声を出すと、驚かせてしまう可能性もあります。
通話や警告機能をどのような場面で使うかは、親本人と相談しておきましょう。
実家のWi-Fiで使える?購入前に確認したい通信条件
relicaG3を遠方から使ううえで、最初に確認したいのが実家の通信環境です。
子世代のスマートフォンがインターネットにつながっていても、実家のカメラが正常に通信できなければ、遠隔で映像を確認できません。
屋外で使う場合は2.4GHz帯のWi-Fiが必要
relicaG3は2.4GHz帯と5GHz帯のWi-Fiに対応しています。
ただし、公式サイトでは屋外で使用する場合、2.4GHz帯を使うよう指定されています。
玄関や庭に取り付けるなら、実家のルーターが2.4GHz帯で接続できるか確認してください。
さらに、公式サイトでは次のような通信条件が指定されています。
- 安定したインターネット接続環境
- IPv4への対応
- グローバルIPアドレスの保有
- P2P通信が制限されていないこと
- ルーターのDHCP機能が有効であること
IPv6のみの接続には対応しておらず、IPv4 over IPv6についても接続が切れる可能性があるため推奨されていません。
IPv4やグローバルIPなどの条件は、ルーターの名前だけでは判断できない場合があります。
契約している通信方式が分からなければ、インターネット回線事業者などへ確認し、relicaG3の利用条件を満たすか購入前に確かめましょう。
玄関や庭までWi-Fiの電波が届くか
実家にWi-Fiがあっても、屋外まで安定して届くとは限りません。
ルーターが家の奥に置かれていたり、厚い壁を挟んでいたりすると、玄関や庭では通信が不安定になる場合があります。
購入前に、設置予定の場所で2.4GHz帯のWi-Fiが使えるか確認しておくと判断材料になります。
ただし、スマートフォンが接続できたからといって、カメラの安定動作まで保証されるわけではありません。
設置後にも映像表示や通知の動作を確認してください。
ポケットWi-Fiやテザリングを前提にしない
公式サイトでは、ポケットWi-Fiやスマートフォンのテザリングは推奨される利用環境ではありません。
実家に固定回線がない場合は、先に通信環境をどうするか考える必要があります。
実家にWi-Fiがない、または通信環境を見直したい場合は、次の記事も参考にしてください。
親の実家に見守り用Wi-Fiを入れるなら?必要な通信環境と選び方
電源配線なしで設置できる?ソーラー充電と取付方法
relicaG3の特徴の一つが、カメラ本体へ電源ケーブルを引く工事を避けやすいことです。
内蔵バッテリーと付属のソーラーパネルを使うため、屋外にコンセントがない実家でも設置を検討できます。
ただし、電源配線工事が不要でも、固定や位置調整などの作業は必要です。
マグネットや接着シートで取り付けられる
relicaG3には、マグネット式ブラケット、金属パネル、接着シートのほか、ビスやアンカーも付属しています。
金属面にはマグネットを利用でき、取り付け面に応じて接着シートなどを使う方法もあります。
一方、ビスで壁面に固定するための専用ブラケットRL078Aは別売りです。
壁の材質や設置場所によって、適した固定方法は変わります。
特に玄関まわりなど人が通る場所では、落下しないよう十分に固定する必要があります。
接着シートが使える場所でも、壁の凹凸や表面の状態によっては適切に固定できないことがあります。
また、手が届きやすい場所ではカメラの持ち去りにも注意が必要です。
ソーラー充電でも補助充電が必要になる場合がある
付属のソーラーパネルを使えば、日中に太陽光を利用して充電できます。
十分な日光が当たる場所では、充電のためにカメラを取り外す頻度を減らせる可能性があります。
ただし、常にソーラー充電だけで使い続けられるとは限りません。
曇りや雨の日が続いたり、冬場に日照時間が短くなったりすると、発電量が少なくなります。
通知や録画の回数によっても、バッテリーの消費量は変わります。
必要に応じてUSBによる補助充電が必要になることを想定しておきましょう。
なお、relicaG3の電源入力端子は1つです。ソーラーパネルとUSB電源を同時につなぐ運用ではなく、接続する給電方法を選びます。
カメラとソーラーパネルの設置場所は別々に考える
玄関を撮影しやすい位置と、ソーラーパネルに日光が当たりやすい位置は同じとは限りません。
ソーラーパネルの接続ケーブルは、公式FAQで全長約2.85mと案内されています。
この長さも考慮し、撮影する場所と日当たりの両方を確認しておきましょう。
また、カメラの取り付け向きや防水処理は、メーカーの説明に従う必要があります。
設置場所を決めるときは、あとから充電や点検が必要になっても安全に対応できるかまで考えておきたいところです。
親に高所での作業を任せない
親本人に脚立を使わせる前提で取り付けるのは避けましょう。
子世代が帰省したときに作業する方法や、必要に応じて取り付け作業を依頼する方法もあります。
設置後も、固定状態やソーラーパネルの汚れなどを点検することがあります。
また、撮影範囲は玄関や庭など防犯上必要な場所に絞り、隣家の玄関や窓、道路などを必要以上に映さないよう配慮しましょう。
親本人にも、どこを撮影して誰が映像を見るのか説明しておくことが大切です。
録画はどう残る?microSDとクラウドの違い
relicaG3は、microSDカードとクラウド録画に対応しています。
ただし、購入前に知っておきたいのが録画方式です。
24時間の常時録画には対応していない
relicaG3は、従来の常時録画設定ではなく、動体検知を中心とした録画方式を採用しています。
人の動きなどを検知した場面を記録する仕組みで、24時間すべての映像を連続して保存する製品ではありません。
玄関先に人が来た場面をあとから確認する目的なら、候補になります。
一方、夜間を含めて一日中の映像を途切れずに残したい場合には向きません。
また、検知範囲や録画開始のタイミングには限界があり、必要な場面を必ず記録できるわけではありません。
microSDカードとクラウドの違い
| 比較項目 | microSDカード | クラウド |
|---|---|---|
| 保存先 | カメラ本体のカード | 外部サーバー |
| 利用準備 | 別売りカードを用意 | 対応サービスを利用 |
| 費用 | カード購入費 | 有料プランは別途費用 |
| 保存期間 | 容量や録画頻度による | プランやサービス条件による |
| 注意点 | カード故障や本体の持ち去り | 料金や提供条件の変更 |
relicaG3のmicroSD対応容量は最大256GBです。カードは付属していないため、必要な場合は別途用意します。
クラウドについては、公式サイトで最長72時間の無料上書き録画サービスが案内されています。
ただし、無料サービスは予告なく終了する場合があり、長期保存には有料サービスの利用が必要です。
クラウド録画サービス自体はrelicaが直接提供しているものではないため、利用前に現在の条件を確認してください。
必要な録画方式かを先に判断する
親の家の玄関先で何かあったとき、あとから録画を確認できると状況を把握する手掛かりになります。
ただし、録画が残っていても、それだけで家族がすぐに異変へ気付けるわけではありません。
普段は通知を受け、必要なときに映像や録画を確認する。
このような使い方で目的を満たせるなら、relicaG3を検討しやすくなります。
反対に、連続録画を重視する家庭では別の製品を検討しましょう。
実家の通信環境と録画方式が目的に合うと感じたら、公式サイトで現在の対応条件を確認してみてください。
relicaG3の対応環境と録画機能を公式サイトで確認する
離れた子世代が通知や映像を管理できる?
親宅に防犯カメラを設置する場合、日常的な管理を誰が担当するかも考えておきたいところです。
親本人に毎日アプリを開いてもらわなくても、子世代が通知や映像を確認する使い方は考えられます。
通知を受け取る人を決めておく
relicaG3には人感センサーとAI人物検知機能があります。
人の動きを検知すると、設定に応じてスマートフォンへ通知が送られます。
ただし、宅配便の配達員や家族の出入りなどでも通知される可能性があります。
通知が多すぎると確認が負担になるため、検知エリアや通知する時間帯などを調整することが大切です。
relicaG3は検知エリア、検知感度、検知スケジュールの設定に対応しています。
ただし、アプリの設定内容や通知の受け取り方は端末側の設定にも影響されます。設置後は実際に通知が届くか確認してください。
兄弟姉妹と映像を共有できる
relicaG3はQRコードを使ったカメラ共有に対応しています。
公式FAQでは、同時視聴可能な端末数は最大4台と案内されています。
そのため、例えば子世代の一人が普段の管理を担当し、必要なときに兄弟姉妹も映像を確認する使い方が考えられます。
共有する端末には専用アプリのインストールとアカウント登録が必要です。
ただし、共有先ごとにどこまで設定操作を制限できるかについては、今回確認できていません。
親本人と相談し、誰が映像を見られるようにするか決めておきましょう。
通信や充電に問題が起きたらどうする?
遠方からカメラを確認できても、すべてのトラブルをスマートフォンだけで解決できるわけではありません。
Wi-Fiルーターの不具合やバッテリーの充電不足など、現地で対応が必要になる場合があります。
特に子世代が遠方に住んでいる場合は、帰省時に点検するのか、近くに住む家族へ相談できるのかを考えておくとよいでしょう。

屋外防犯カメラは、設置したあとも使い続けられることが大切です。
子世代が通知や映像を確認できても、通信不良や充電不足が起きれば、現地での対応が必要になる場合があります。
親に機器の管理を任せないなら、困ったときに誰が対応するかまで決めておきたいところです。
relicaG3の口コミ・評判から分かる注意点
relicaG3の公式オンラインストアには購入者レビューが掲載されています。
確認できたレビューには、初期設定のしやすさや画質、夜間映像を評価する声が見られます。
また、マグネットによる取り付けやソーラー充電に魅力を感じて購入したという声もあります。
一方、説明書とアプリの表示に一部違いがあったという感想や、長期的な耐久性はこれから確かめたいという声もあります。
これらは購入者個人の感想であり、すべての家庭で同じ結果になるわけではありません。
実家への設置を考えるなら、口コミの評価だけでなく、取り付け場所、Wi-Fi環境、補助充電の必要性まで確認したうえで判断しましょう。
relicaG3が向く家庭・向かない家庭
ここまでの条件を踏まえると、relicaG3を検討しやすいのは次のような家庭です。
relicaG3が向く可能性がある家庭
- 実家の玄関や庭の様子を遠方から確認したい
- 電源配線工事をできるだけ避けたい
- 実家に公式条件を満たすWi-Fi環境がある
- 子世代がアプリや通知を管理できる
- 必要に応じて充電や点検に対応できる
- 動体検知を中心とした録画で目的を満たせる
例えば、実家に対応するWi-Fiがあり、玄関先の人の動きを確認したい家庭なら、購入候補になります。
別の方法が向いている家庭
一方、次のような場合は別の方法を考えた方がよいでしょう。
- 実家に対応するWi-Fi環境がない
- カメラの設置場所まで電波が届かない
- 24時間の連続録画が必要
- 日照条件が悪く、補助充電にも対応できない
- アプリや機器を管理する家族がいない
- カメラ付きインターホンだけで目的を満たせる
知らない訪問者への玄関対応だけが目的なら、カメラ付きインターホンも選択肢になります。
一方、玄関だけでなく庭や勝手口も気になるなら、屋外防犯カメラを設置する意味が出てきます。
条件が合うなら、購入前に付属品と保証を確認する
実家のWi-Fi環境に問題がなく、設置場所の日当たりや固定方法も確認できたなら、relicaG3は具体的な購入候補になります。
購入前には、本体以外に必要なものも確認しておきましょう。
relicaG3にはソーラーパネルが付属していますが、録画用のmicroSDカードは別途用意する必要があります。
また、設置場所によっては別売りの専用壁面ブラケットが必要になる場合があります。
メーカー公式ストアでは1年間の商品保証が案内されています。ただし、保証には条件があり、落下や使用方法に起因する故障などは有料修理になる場合があります。
14日間の返金保証も案内されていますが、未開封などの条件があります。実際に設置してから無条件で返品できる制度ではありません。
購入前に現在の販売価格、付属品、追加費用、保証条件を確認しておくと、導入後の行き違いを減らせます。
玄関や庭の様子を遠方から確認したいという目的に合い、管理する家族も決まっているなら、公式サイトで最終的な購入条件を確認してみてください。
親の実家にrelicaG3を設置できるか公式サイトで確認する
relicaG3についてよくある質問
親の実家にWi-Fiがなくても使えますか?
離れた子世代が映像を確認する用途では、実家側にも対応するインターネット接続環境が必要です。
実家にWi-Fiがない場合は、通信環境から検討してください。
relicaG3は24時間録画できますか?
24時間の連続録画には対応していません。
動体検知を中心とした録画方式なので、すべての時間帯の映像を連続保存したい用途には向いていません。
親がスマートフォンを持っていなくても使えますか?
子世代が専用アプリを利用し、映像確認や設定を担当する使い方は考えられます。
ただし、初期設定には対応するスマートフォンなどが必要です。親本人がスマートフォンを持たない場合の具体的な設定手順については、購入前にメーカーへ確認するとよいでしょう。
ソーラー充電だけで使い続けられますか?
日照条件や使用頻度によって変わります。
日光が十分に当たらない場所では、USBによる補助充電が必要になる場合があります。
まとめ
relicaG3は、離れて暮らす親の家の玄関や庭をスマートフォンで確認したい家庭にとって、検討する価値のある屋外防犯カメラです。
電源配線工事を避けやすく、ソーラー充電にも対応しているため、屋外にコンセントがない実家でも設置を考えやすい製品です。
ただし、購入前には実家のWi-Fi環境、録画方式、設置場所の日当たり、充電や点検を担当する人を確認しておきましょう。
親本人に毎日の操作を任せず、子世代が映像や通知を管理する使い方も考えられます。
通信や設置の条件が合い、家族が無理なく管理できるなら、relicaG3は親宅の屋外防犯の選択肢になります。
