親は普段の掃除はできていても、浴室の水アカや換気扇の油汚れ、エアコン内部の掃除までは手が回らないことがあります。
そんなとき、離れて暮らす子世代がハウスクリーニングを探してみると、今度は別の迷いが出てきます。
料金が安いところを選べばいいのか。大手のほうが頼みやすいのか。実際に実家へ来るのは誰なのか。浴室クリーニングと書いてあっても、どこまで掃除してもらえるのか。
実家のハウスクリーニングは、業者名から探し始めるより、先に自分たちの条件を整理したほうが候補を絞りやすくなります。
見る順番は、次のように考えるとシンプルです。
| 比べるもの | 見るところ |
|---|---|
| 掃除箇所 | 何をきれいにしてほしいか |
| 利用条件 | 親の実家住所で利用できるか |
| 頼み方 | 誰に申し込み、誰が実際に来るか |
| 料金 | 最終的な金額がいつ分かるか |
| 作業内容 | 希望する掃除が料金に含まれているか |
| 当日の対応 | 親と子で誰が何を判断するか |
離れて暮らしている場合は、予約する人と当日立ち会う人が違うこともあります。
料金と作業範囲だけでなく、親子のどちらが何を確認するかまで決めておくと、具体的なサービスを比べやすくなります。
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。本記事には、広告を掲載しているページへのリンクが含まれます。
実家では、業者を探す前に掃除してほしい場所を決める
ハウスクリーニングを探すとき、最初から会社名や口コミを比べる必要はありません。
先に決めたいのは、
親の実家で、どこを掃除してほしいのか
です。
たとえば、
・エアコン
・浴室
・換気扇・レンジフード
・キッチン
・トイレ
・洗面所
・窓
・水回りを複数箇所
などがあります。
親が普段の床掃除や片付けはできていても、換気扇を外して洗ったり、浴室を隅々まで掃除したりするのは負担になりやすいものです。
この場合、家全体を依頼する必要はありません。
たとえば、
浴室と換気扇だけ頼みたい
という条件が決まれば、その2か所に対応しているサービスへ候補を絞れます。
業者が多すぎて決められないときほど、会社を比較する前に、頼みたい掃除を具体的にしておくと迷いが減ります。
複数箇所ならセットで頼めるかも見る
浴室、洗面所、トイレなど、いくつかの場所をまとめて頼みたい場合は、単品だけでなく水回りなどのセットメニューが用意されていることもあります。
ただし、セットだから必ず自分の実家に合うとは限りません。
まず見るのは、本当に掃除してほしい場所が含まれているかです。
必要のない場所まで増やしてセットを選ぶより、実家で負担になっている場所を先に整理しておくと、料金も比較しやすくなります。
日常の掃除ではなく専門清掃を頼みたいか確認する
ハウスクリーニングを探していると、家事代行サービスも候補に出てくることがあります。
両者は似ていますが、頼みたい内容が少し違います。
一般的に家事代行は、掃除や洗濯、料理など、普段家庭で行う家事を支援するサービスです。
一方、ハウスクリーニングは、専門的な道具や洗剤などを使い、エアコンや換気扇、浴室といった特定の場所を重点的に清掃するサービスです。
そのため、
普段の掃除を定期的に手伝ってほしい
のであれば、家事代行も候補になります。
一方で、
換気扇の内部を一度しっかり掃除したい
浴室の落としにくい汚れをきれいにしたい
エアコン内部を清掃してほしい
という場合は、ハウスクリーニングから探したほうが目的に合いやすくなります。
実際の対応範囲はサービスによって異なるため、名称だけで決めず、依頼したい掃除に対応しているかを見て候補を絞ります。
候補を絞るときは、実家で利用できるかと誰が来るかを見る
掃除してほしい場所が決まったら、次に候補を絞っていきます。
ここで見るのは、会社の知名度より、
親の実家で実際に利用できるのか
です。
会社名より先に実家住所で利用できるか確認する
全国対応と案内されているサービスでも、すべての地域ですべてのメニューを利用できるとは限りません。
店舗の有無や登録している事業者、依頼するメニューなどによって、対応状況が変わることがあります。
見るのは、
その会社が全国対応か
ではなく、
親の実家住所で、頼みたい掃除を依頼できるか
です。
実家が自宅とは別の都道府県にある場合は、自分の住所ではなく実家の住所を基準に候補を調べます。
いくつも比較したあとで対応地域外と分かるより、最初に住所で絞ったほうが手間を減らせます。
誰に申し込み、実際には誰が作業するのかを見る
ハウスクリーニングは、サービスによって依頼の仕組みが違います。
会社やブランドへ直接申し込むものもあれば、掲載されている地域のプロから選ぶもの、窓口へ相談して作業を担当する事業者を手配してもらうものもあります。
方式そのものに優劣があるわけではありません。
遠方の実家で把握しておきたいのは、
・誰に申し込むのか
・誰が実家へ来るのか
・予約後は誰と連絡するのか
・作業後に確認したいことがあったら誰へ連絡するのか
です。
特に親だけで立ち会ってもらう場合は、当日訪問する人について事前にどこまで確認できるかも見ておくと、親へ説明しやすくなります。
予約後は誰と連絡するのかも見ておく
予約したあと、サービスの窓口とやり取りする場合もあれば、実際に作業する担当者と直接やり取りする場合もあります。
離れて暮らしていると、
予約したのは子ども
連絡を受けるのも子ども
当日家にいるのは親
ということもあります。
予約後の連絡方法まで分かっていれば、訪問予定の時間など必要な情報を親にも共有できます。
申し込みやすさだけでなく、予約後から作業終了までの連絡方法が自分たちに合っているかも、候補を比べる材料になります。
料金は、掃除してもらえる範囲まで含めて比べる
ハウスクリーニングを比較すると、どうしても料金に目が向きます。
もちろん予算は大切です。
ただ、同じ浴室クリーニングでも、料金だけを横に並べて比べると違いが見えにくくなります。
比べたいのは、
いくらか
だけではなく、
その金額でどこまで掃除してもらえるか
です。
最終金額がいつ分かるのか
料金の決まり方はサービスによって異なります。
メニューごとに料金が決まっているサービスもあれば、作業する事業者ごとに価格が異なるもの、条件を確認してから金額が決まるものもあります。
申し込み前に、
いつ最終金額が分かるのか
を見ておきます。
表示料金だけではなく、
・税込価格か
・追加費用が発生する条件はあるか
・駐車料金や出張費の扱いはどうなっているか
まで含めれば、実際に支払う金額を比較しやすくなります。
標準料金でどこまで掃除してもらえるのか
作業範囲も料金と一緒に見ます。
たとえば浴室なら、
・浴槽
・床
・壁
・天井
・鏡
・ドア
・換気扇
・エプロン内部
など、掃除できる場所はいくつもあります。
しかし、そのすべてが基本料金に含まれるとは限りません。
エアコンでも、
・通常の壁掛けタイプ
・お掃除機能付き
・室外機
・防カビなどの追加施工
では条件が変わる場合があります。
同じ浴室クリーニング、同じエアコンクリーニングという名前でも、実際の清掃範囲まで同じとは限りません。
ここで役立つのが、最初に決めた
実家のどこを掃除してほしいか
という条件です。
たとえば浴室でも、気になっているのが浴槽まわりなのか、換気扇なのか、エプロン内部なのかで、見るべきメニューが変わります。
希望箇所がオプションなら追加費用を確認する
オプションがあること自体は問題ではありません。
見るのは、実家で頼みたい掃除が標準作業なのか、追加オプションなのかです。
希望箇所がオプションなら、追加後の金額まで含めて比較します。
当日の追加作業を家族でどう判断するかは、親が立ち会う場合にはあらかじめ決めておくと進めやすくなります。
実家のハウスクリーニングは、表示料金だけでなく、掃除してほしい場所がその料金に含まれているかまで見ると比較しやすくなります。親だけで立ち会う予定なら、当日の追加作業を誰が判断するかも事前に決めておくと、親子の認識をそろえやすくなります。
口コミ・保証・キャンセルは候補を絞った後に確認する
掃除箇所、対応地域、料金、作業範囲まで見れば、候補はある程度絞れてきます。
その段階で口コミや保証、キャンセル条件を確認します。
最初から口コミ評価だけで候補を決める必要はありません。
口コミは星の数より依頼内容を見る
口コミを見るときは、評価点だけではなく、
・何を掃除してもらったのか
・どの地域で利用したのか
・予約時の対応はどうだったか
・作業や料金について何が書かれているか
・いつ投稿されたものか
まで見たほうが参考になります。
特に地域の作業者を選ぶタイプでは、サービス全体の評判と、実際に依頼する事業者や担当者への口コミを分けて考えたほうがよい場合があります。
自分と条件が近い利用者の内容を探す、くらいの使い方で十分です。
保証・補償は対象範囲を見る
保証や補償についても、
あるから安心
だけでは決めません。
万一の破損や、仕上がりに関する再対応、損害への補償など、何を対象としているのかはサービスによって異なります。
申請できる期限や連絡先などの条件が設けられている場合もあるため、候補を絞った段階で公式情報を確認します。
日程変更やキャンセル条件も確認する
実家での依頼では、親の予定や家庭の事情によって日程を変更する可能性もあります。
キャンセル料が発生する時期や日程変更の扱いはサービスによって違います。
特定の日数を一般論として覚えるのではなく、実際に利用するサービスの条件を確認します。
親だけで立ち会うなら、当日決めることを減らしておく
離れて暮らす親の実家では、サービス選びだけで終わりではありません。
子世代が予約し、親が当日立ち会うのであれば、
当日誰が何を決めるか
まで整理しておくと進めやすくなります。
子世代が予約を担当する場合は、実家を作業場所に指定できるか、申込者と当日の立会人が異なっても利用できるかも申込み前に確認しておきます。
サービスによって予約や支払いの仕組みが異なるためです。
親が一人で対応することに問題があるという意味ではありません。
予約した子世代しか知らない条件と、実際に家で対応する親が知っている条件を事前にそろえておく、という考え方です。
掃除する場所と料金を親子で共有する
まず共有しておきたいのは、
どこを掃除してもらうのか
いくらかかる予定なのか
です。
たとえば、
浴室と換気扇を頼んでいる
予定している料金はこのくらい
作業時間はこの程度と案内されている
といった内容を親も知っていれば、当日になって認識がずれるのを防ぎやすくなります。
予約内容のメールや画面を子世代だけで持っておくのではなく、当日必要になる部分を親にも伝えておきます。
追加作業を勧められたとき誰が決めるか決めておく
当日の状況によって、追加の掃除やオプションについて話が出る可能性もあります。
その場合に、
・親がその場で決める
・一定額までは親に任せる
・追加する場合は子世代へ連絡する
・今回は予約した範囲だけにする
など、家族で方針を決めておきます。
大切なのは、追加を断ることではありません。
誰が判断するかを先に決めておくことです。
それだけでも、親と子どもの双方が当日の対応を想像しやすくなります。
支払いを誰がするか確認する
立ち会う人と支払う人が同じとは限りません。
親が当日支払うのか、予約した子世代がオンラインなどで決済するのか、利用するサービスの方法を確認します。
子世代が費用を負担するつもりでも、当日現地での支払いが必要な仕組みなら、そのことを親にも伝えておきます。
逆に、予約時などに決済が完了する仕組みなら、当日の支払いが必要かどうかを親にも伝えておけます。
離れて依頼するときほど、誰が支払うかを申し込み前に決めておくと当日の行き違いを減らせます。
作業後に子世代がどう確認するか決める
作業が終わった後も、
・予定していた場所まで作業されたか
・追加費用はなかったか
・何か説明を受けたか
を確認しておくと、その後の判断がしやすくなります。
作業後に親へ電話するだけでも構いません。
サービスによっては、作業内容について問い合わせたり、連絡を受けたりできる場合もあります。
離れて暮らしていても、予約から作業後までのすべてを親か子のどちらか一方で担う必要はありません。
たとえば、子世代が比較と予約を担当し、親が当日立ち会い、必要な判断だけ家族で共有する。
そんな役割分担もできます。
親子で分担方法を決めておけば、離れた実家でもハウスクリーニングを利用しやすくなります。

ここまで決まったら、実家に合うサービスを比較する
ここまで整理できれば、もう
どの業者が一番いいのか
という漠然とした探し方をする必要はありません。
たとえば、
浴室と換気扇を頼みたい
親の実家住所で利用できる
子世代から予約したい
作業範囲を事前に確認したい
親が当日立ち会う
追加作業は子世代へ連絡してほしい
というところまで条件が決まれば、その条件で具体的なサービスを比べる段階です。
おやとなりでは、
おそうじ革命
ユアマイスター
ハウスクリーニング110番
ベアーズ水回りクリーニング
の4サービスについて、料金だけでなく、頼み方や実家で利用するときの違いを比較しています。
離れて暮らす親の実家に向くハウスクリーニング4サービスを比較|料金・頼み方・向く家庭の違い
先に自分たちの条件を決めてから具体的なサービスを見ると、料金や口コミだけに振り回されず、候補を絞りやすくなります。
まとめ|親子で条件を決めてからサービスを比べる
実家のハウスクリーニング業者は、知名度や表示料金だけで決める必要はありません。
最初に、
どこを掃除してほしいか
を決めます。
そのうえで、
・実家住所で利用できるか
・誰が実際に作業するのか
・料金にどこまでの作業が含まれるか
・追加費用はどんな場合に発生するか
・親だけで立ち会うなら当日誰が判断するか
を見ていけば、自分たちに必要な条件が見えてきます。
条件が整理できたら、4サービスの違いを見ながら、自分たちの実家に合う候補を絞ってみてください。
親の日常の掃除はこれまで通り尊重しながら、負担の大きい場所だけ専門サービスへ任せる。
そのためにも、業者名を探すところからではなく、実家で何を頼み、親子でどう利用するのかから決めていくと選びやすくなります。
